ワタシの部屋 ロトルア

ニュージーランド・ロトルアでの滞在場所。
ワタシは、これからしばらく牧場主と生活を共にし、彼らの手伝いをしていく。

老夫婦が営む牧場には食用牛と羊が数頭ずつ、放されていた。
彼らにエサをあげたり、放牧場を移動させたりするのが、私の役目だそうだ。


「さ、ここがアナタの部屋よ。」
ホストマザーに通された部屋。
壁一面、世界地図が広がっている。

あらアナタ、世界一周するんだったわよね?まぁ、
この部屋、アナタにな〜〜んてピッタリなのかしら!
気に入ってくれるわよね?
この家はね、ほとんどワタシとダンナの二人で作り上げたのよ。
買ったときには、そりゃぁもうヒドイ家だったんだから。
でもね、手をかけると、どんどん家がみちがえるのが楽しくてね・・・

三年ほど前からは、民宿も営んでいるとのこと。
私が滞在していた二週間にも、
アメリカからの観光客が二組ほど、この家を堪能していった。

11年前に空家だったこの家を買い、
改築やリフォームを全て、二人のチカラでやってきたそうだ。
カーテンやクッションやベッドカバーは当然、奥さんの手作り。


30年前に、夫婦でイギリスからNZに渡ってきたときは
二人の手持ちはわずかに10ドル。(今のお金に換算して)

そりゃ、負けそうになったこともあったけど、
いつだって信じてたわ。自分たちの人生だもの。
そう笑う彼女の横顔にあふれる暖かさと、人生に対する自信と誇り。
ああ!!!
こんな人に出会えて幸せ。





このベッドはアンティークで背が高く、おまけにフッカフカにやわらかく、
毎晩よじのぼるのに一苦労した。
朝、窓のカーテンをあけると決まって、
野うさぎがあわてて逃げ込んでいく。・・・部屋の前の、いばらの植込みに。


毎朝霜で庭が真っ白になっていたほどの冷え込みだったが、
目がさめるのが楽しみだった。


2000/7/4 Rotolua NewZeaLand


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